- 家計を見直したいけど何から手をつけていいかわからない
- 見直せる固定費ってどんなのがあるんだろう?
- 具体的に何円くらい改善できるのか実例を知りたい
- 生活防衛費を確保して投資に臨みたい
「環境が変わった(結婚した、子供が生まれた、家を購入したなど)ので家計を見直したい」
「固定費を見直して余剰資金を投資に回したい」
「固定費を見直したいけど、何から手をつけていいかわからない」
キッカケは人それぞれですが、家計を見直したいと思っている方は多くいらっしゃると思います。
私もその1人でしたが、めんどくさいという気持ちが勝ってしまい中々着手できずにいました。
しかし、妻の妊娠を機に思い切って家計の見直しに取り組みました。
独身の頃は、給料は全部使ってしまうような貯金とは程遠い生活をしていましたが、結婚、妻の妊娠を機にお金の勉強を始めました。
今となっては見直しの効果の絶大さを実感しており、なんでもっと早く取り組まなかったのだろうと後悔しているほどです。
そこで今回は、我が家の家計の見直し事例を簡単に紹介したいと思います。
- 何を見直したらよいか
- 実際何円くらい改善できたのか
- オススメの改善案
まずは固定費を見直そう
家計改善において絶大な効力を発揮するのが、固定費の見直しです。
「たかが1,000円のために見直すのめんどくさいんだよな〜」ってついつい思いがちなのですが、固定費を削減すると、それから先はずーーっとその効果を享受することができます。
毎月のスマホ代を1,000円安くできただけで、1年で12,000円、2年で24,000円、、、という風に家計の負担を減らすことができます。
月々のネット代や電気代など色んな固定費を見直せば、さらに負担は減っていき、生活防衛資金を貯めていくことができますし、貯まるスピードも上がっていきます。
生活防衛資金が貯まれば、余剰資金をつみたてNISAやiDeCoなどの投資に回すことができ、将来の資産形成もできるようになります。
このように固定費を見直すことで、家計改善において良いサイクルを生み出すことができます。
私が見直した固定費
私が見直した固定費は主に以下です。
- スマホの通信費
- インターネット費用(Wi-Fi)
- 電気代
- ガソリン代
- 車のローン
- 自動車保険
一つずつ私の見直し事例を簡単に紹介していきます。
ちなみに、会社員なので健康保険に加入していますが、健康保険の保障内容を勉強してからは、生命保険(ドル建て)、医療保険、がん保険は解約しました。
保険の見直しも家計改善には欠かせません。
スマホの通信費の見直し
着手しやすく、効果も大きいので今回紹介する固定費の中で最も見直しをオススメしたいのがこのスマホの通信費です。
私も3年ほど前までは3大キャリアを使用していましたが、毎月の通信費は1万円近くかかっていました。
当時は格安SIMに乗り換えるのにかなり抵抗があったのですが、結婚を機に妻と一緒に思い切って格安SIMに変更してみました。
その結果、一人当たりの通信費を10,000円から3,000円まで下げることができました。夫婦二人で14,000円も改善することができたのです。
現在はお互い1,000円程度まで下げることができているので、3大キャリアを使っていた時と比べると18,000円も安くすることができました。
年間で216,000円です。旅行に行けますよね。
詳細はこちらの記事で紹介しています!
インターネット費(Wi-Fi)の見直し
格安SIMに合わせて変更するとキャンペーンなどでさらに安くできる可能性があります。
私の場合は格安SIMでmineoを使用しており、ネットはeo光を契約してます。
eo光にはmineoとのセット割というお得なサービスがあり、eo光ネット月額料金がずっと330円引きになります。
見直し前は、格安SIMはワイモバイル、ネットはソフトバンク光を使用していましたが、毎月のネット代は4,184円でした。
そして、eo光に乗り換えた今の毎月のネット代はなんと1,557円です!驚異的な安さですよね。
eo光は主に関西を中心として人気のある光回線ですので、関西圏にお住まいの方はeo光への変更を検討されてみてはいかがでしょうか。
詳細はこちらの記事で紹介しています!
電気代の見直し
電力自由化が解禁された今、電気代も見直すことで毎月の料金を下げることができます。
基本的にはお住まいの地域の主要電力会社(関西なら関西電力、九州なら九州電力など)で契約されている方が多いと思いますが、電力を供給する設備はどこの会社と契約しても変わらないので、より安い電力会社に見直すことをオススメします。
見直し前の準備としては現状把握として、検針表や契約している電力会社のホームページから毎月の電気使用量と電気代を確認しましょう。
上記の確認ができたら一括比較サイトで乗り換え候補となる電力会社をピックアップして見直しを検討しましょう。
一括見積もりのサイトは下記リンクのエネチェンジがオススメです。
私はこの方法で、関西電力からeo電気に乗り換えました。
乗り換え前後の毎月の金額は10,315円から9,432円です。
そして勘の良い方はお気づきかもしれませんが、eo電気とeo光にもセット割があり、契約する種類(戸建かマンションか)によって割引期間が異なるのですが、毎月の電気代が安くなります。私はマンションタイプでの契約でしたので、当時は4ヶ月間電気代が550円安くなりました。
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国内最大級の電力比較サイト【エネチェンジ】はこちらからガソリン代の見直し
「え?ガソリン代って見直せるの?」と思った方、ちょっと違ったアプローチでガソリン代も見直すことができます。
それは通勤方法の変更です。
元々、会社へは車で通勤していましたが、引っ越しで会社までの距離が近くなったので自転車通勤に変更しました。
私の乗っている車は燃費の良い車ではないので、車通勤していた頃の毎月のガソリン代は平均して21,346円でしたが、自転車通勤に変更してからは土日しか乗らなくなったので、平均で7,568円まで下がりました。
さらに、自転車で通勤すると会社から通勤手当を5,000円もらえるので、実質2,568円になります。
車通勤の時も通勤手当は支給されていたのですが、会社の駐車場代と相殺されていたのでプラマイゼロ(ガソリン代だけがかかる)でした。
ガソリン代を下げることができたことも大きいですが、自転車通勤するようになって良い運動になっているので、もしかすると医療費も下げることができているかもしれません。
車のローンの見直し
金利が低いところに借り換えるなどいくつか手段はあると思いますが、私は親にお願いして残債を立て替えてもらい、一旦全額支払いしました。
当然、立て替えてもらったお金は返済必要なので、支払いを後回しにしているだけですが、親に借りた場合は、利子が必要ないことがほとんどだと思います。好きなタイミングで返済できるという利点と、仮にローンと同じ利子を払う必要があってもどうせ払うなら親にお金が渡る方がいいなという考えです。
この方法は、色んな考えや環境の方がいらっしゃると思いますので、一例として参考にしていただければ幸いです。
自動車保険の見直し
元々は父の知人の会社の自動車保険に加入しており、毎月8,730円かかっていましたが、ネット型に変更することで3,988円まで下げることができました。
同じ補償内容でも、人件費がかかっていない分、ネット型の方が安くなります。
「でも、ネット型だといざ事故が起きた時の対応が不安だなー」と感じる方もいらっしゃると思います。
ネット型に切り替えてから、一度だけ車のドアを傷つけられることがあったのですが、その時の保険会社の対応には何一つ不満はなく、スムーズにやり取りを進めることができましたのでその点は特に気にしなくても問題ないと思いますが、不安であれば口コミなどを検索してみると良いかもしれません。
切り替えの際は一括見積もりサイトで比較することをオススメします。
また、補償内容が被っている部分が無いかや不要な特約をつけていないかなどもこの際に見直した方が良いです。
父の知人の保険会社と契約していたので、ネット型に切り替える際は連絡しづらいなと感じていましたが、お金と感情は切り分けて考え、ネット型に変更しました。
まとめ
今回は私の固定費の見直し事例を紹介させていただきました。
固定費見直しの効果の絶大さを実感して頂けたのではないでしょうか?
固定費の見直しは家計改善において良いサイクルを生み出す元となりますので、その大きな一歩を踏み出す手助けになれれば幸いです。